今回は【シナリー】は本当に稼げる？その特徴・評判・口コミについてについて本当に稼げるのか調査してみてました！
先に結論を言ってしまいますが、【シナリー】はオススメできません！
それはなぜなのか、
- 大きく稼ぐにはかなりの時間と労力が必要になる
- 結局は人脈を持つ人だけのシステム
※あくまで個人的意見です。
すでに登録してしまっていたり登録を迷われている場合は、“オススメできない理由”をお伝えしますので、気軽にメッセージ頂ければと思います。
目次
【シナリー】とは？
シナリーは2001年に東京で設立された化粧品などを取り扱う企業です。
比較的新しい会社ではありますが、2017年には売上46億円という規模にまで成長した企業です。
東京の他に沖縄・京都などにサロンを持ち、販売会社を全国に有する一大企業とも言えます。
『100％脱石油の製品』を謳っており、天然植物由来を主とした商品ラインナップです。
大きな企業で実績もちょうど20年。
それなのにオススメできないのには、きちんと理由があります。
それを一つずつ見ていきましょう。
シナリーの概要
まずはビジネスの概要ですが、まとめるとこのような感じでした。
・「環境革命」を果たすのは社会的責任！
・お客さまのご要望にきめ細やかな対応！
という内容でした。
シナリーの商品はMLMとしては、割と安価な方だと思います。
もちろん一般的な感覚からすると充分高額ではあるんですが、例えばビジネス会員が「こんな高いの、どうやって売ればいいんだ・・・」と悩ませるほどではありません。
ドラッグストアでは見かけないような金額だけど、百貨店の化粧品コーナーで言えば海外ブランドでこれぐらいのものがあるかも・・・？ぐらいです（笑）
正直、それほど売りにくそうという印象はありません。
MLMは決して否定するようなシステムではありませんが、やっぱりデメリットがいくつかあります。
その一つが「商品が高額すぎること」というのがあるので、そういう意味では始めやすいかも知れませんね。
MLMとは
MLMは「マルチ・レベル・マーケティング」の略称で、日本では『マルチ商法』『ネットワークビジネス』という俗称が一般的ですね。
法律上は「連鎖販売取引」と言い、商品やサービスなどを販売するためのシステムとして、会員に口コミで宣伝させ、『卸業者』『小売店』などが受け取る筈の中間マージンが発生しません。
マルチ商法、なんて言うと日本では悪いイメージが先行しますが、立派なビジネス体系であり、システム自体は合法です。
口コミという形をとるため広告宣伝費を使わず、更に人件費を「完全歩合制の会員を増やす」事で抑える、という傾向にあります。
これら中間マージンや広告宣伝費がビジネス会員へ還元される、というシステムがMLMの大きな特徴です。
ねずみ講と混同されがちですが、法律では禁止されている無限連鎖講とは根本的に違い、商法的には違法ではありません。
シナリーでは、このMLM方式を採用しています。
【シナリー】の商品や報酬
次にシナリーに参加した場合、実際に販売する商品や報酬について見てみましょう。
シナリーの商品は
化粧品と一口に言っても、種類は様々です。
スキンケアやベースメイクにメイクアップ、その全てを抑えています。
化粧品の他にはシャンプーなどのヘアケア、ボディクリームやボディソープなどのボディケア、歯磨き剤や洗口液などのオーラルケア、香水などのフレグランスなど、日常生活に密着した商品ばかりです。
報酬について
まず、シナリーの会員を大きく2つに分けると「メンバーズ会員（愛用者会員）」と「アドバイザー（ビジネス会員）」があります。
メンバーズ会員は登録費無料で商品を5%割り引いた金額で購入することが出来ます。
次に所謂ビジネス会員に当たるアドバイザーになるには、3000円程度の登録費用が必要になり、更に簡単な試験を受ける必要があるとのことです。
この試験は身構える程の事はなく、誰でも合格できるようなものなんだとか。
登録の手順が終了すれば、20%の割引価格で商品を購入することが出来ます。
シナリーの報酬プランは、これら会員のランクによって割引価格に差を設け、その差益を得るシステムです。
例を挙げると・・・
10,000円の商品があったとします。
メンバーズ会員は5%引きの金額で購入できるので、9,500円での購入になります。
アドバイザーは20%を割り引いた金額での購入になるので、8,000円で購入します。
つまり、8,000円で購入した商品をメンバーズ会員に販売すれば、差額の1,500円がアドバイザーの収入になる、というわけです。
所長クラスになると50%割引き、販売会社長になると75%も割引きになるそうで、ランクによって大きな報酬に繋がるシステムになっているようです。
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【シナリー】の評判
結論から言ってしまえば、シナリーの評判は悪いものではありませんでした。
ネットなどで散見される評判を見ていきましょう。
シナリーの良い口コミ
・長年悩まされていたアトピーが改善された
・肌のツヤが良くなった
・長年愛用しているが、シミ一つできない肌になった
シナリーの悪い口コミ
・勧誘や押し売りがめちゃくちゃしつこい
・シャンプー使ってたら1ヶ月後には痒みが止まらなくなった
・会員から購入するシステムが面倒
やっぱり化粧品は全ての人に効果がある、という商品は無いと言われているだけあって、概ね良好な口コミが多かったけど、マイナス面もゼロではない、という感じです。
一部会員による悪質な勧誘が原因でシナリーに強い拒否感がある、という口コミも相当数見つけました。
【シナリー】のリスクは？
次にシナリーにビジネス会員として登録した場合のリスクを見ていきましょう。
シナリーのリスク
まず、シナリーの商品はほとんどが消耗品であり、定期的な購入が必要になってきます。
上に「それほど高額というわけではない」と書きましたが、それは飽くまでも商品1点のみを見た場合。
通常、化粧品であればスキンケア・ベースメイク・メイクアップなど一式を購入しますよね。
それらを全てシナリーで揃えるとなると、かなりの金額になります。
自分で購入するのも勿論ですが、これを友人や知人に販売しなければならず、その労力は決して小さくはないでしょう。
自分にも友人・知人にも、それらの出費に耐えられる経済力があるなら別ですが、一般的には消耗品にそんなお金をかけていられない、というのが当然の反応だと思います。
これはMLM全体で言える事なんですが、
「夕食やお茶会に呼び出されたら勧誘だった」
「友人を紹介したい、と言われて行ってみればアップ会員とのダブル勧誘だった」
「ビジネス系のセミナーに行きたいから付いてきて、と言われたが友人が所属してたMLMのセミナーで友人もグルだった」
などなど、様々な報告がありますが、これには勧誘する側にも事情があります。
電話口で「MLMの商品を売りたい」「ビジネス会員になってくれ」と言われたら、高い確率で断られます。
だからこそボカして呼び出す、という実態があるようです。
これは私の知人の話ですが、以前某MLMの会員になっていた際、アップ会員（知人をMLMに紹介した親会員）から、なんと「電話口で全部説明するな、そんな事してたら失敗するから適当に呼び出せ」と言われたとか。
これじゃあ日本でMLMが悪いイメージが付いてしまうのも仕方ないですよね。
自分の出費に加えて、友人や知人にも出費を促し、その挙句が悪いイメージを持った友人・知人には疎遠にされてしまう・・・。
シナリーに参加するというのは、絶対そうなると言い切れるものではありませんが、これだけのリスクを背負う可能性がある、という事だけは覚悟しておくべきでしょう。
違法性は無い？
シナリーの経営に違法性は無いと思います。
ただ、上記の「食事やお茶などを口実に呼び出して、実は勧誘」というのは完全に違法です。
特定商取引法はMLMの活動において、厳しく細かく制限を設けています。
また、一度断ったのに再度勧誘しても違法です。
そういった悪い口コミが事実だとしたら、会員の活動に違法性は存在し、シナリーは放置していると言っても良いかも知れません。
【シナリー】はオススメか
ここまでシナリーについて検証してきましたが、私個人の見解としてオススメできるかどうか・・・
シナリーはオススメできる？
やっぱり私としてはオススメする事はできません。
確かにランクアップになり頂点に近づけば、かなりの高収入を得る事になります。
ですが、そこまでの道のりはとにかく険しい事は知っておく必要があります。
仮に友人や知人への説得が成功したとしても、今度はその継続に尽力する必要があります。
口コミを信用するなら、シナリー製品の品質は確かなようなので、例えば試してもらって効果を実感してもらえれば、購入してくれるかも知れません。
でも、MLMにおいては「そこまでは簡単。そこからが難しい」と言えます。
友人や知人に断られまくってる内は、まだまだ序の口だという事ですね。
定期購入こそがMLMの最大の旨味である『権利収入』に繋がっています。
この継続を促すのが難しいらしいんですよね。
あまり放っておいたら高額である事を理由にやめてしまう。
しつこく継続を促しても、そもそも高額なのがネックになっていたところを「来月も続けて！」「もっと良い商品があるよ！」「新商品が出たよ！」何度も何度も連絡されてはゲンナリします。
相手がシナリーの愛用者になって積極的に情報を欲しがっているなら話は別ですが、そうでなければかなり困難であると言えます。
ランクを上げなければ大きく稼げない、だけどランクを上げるのは並大抵の事じゃない。
これらを考えると、私としては無責任にオススメできません。
何をするのがいい？
MLMの通称「ネットワークビジネス」は読んで字のごとく、その人のネットワークを利用したビジネスとなります。
会社で働くように、毎日出社して会社の看板を借りて仕事するのではなく、自分の人脈を活かしてビジネスを展開していかなければいけません。
シナリーでも同じです。
化粧品を愛用するだけならともかく、友人や知人を誘うというのは、言い方はめちゃくちゃ悪いですが、友人や知人のお金を利用する、といった側面はどうしても付き纏います。
会社での出世もビジネスの才能がある人が上にあがっていけますよね。それと同じなんです。
むしろ、人脈・経済力・営業力、その全てを必要とするMLMは、ある意味では会社で出世するよりも難しいと言えます。
本業や主婦業の傍ら、空いた時間を利用してお金を稼ぐ、というわけにはいきません。
そういった事から、初めに取り組む副業としてネットワークビジネスは個人的に難しいのかなと思います。
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